優秀な専属執事と優しいお嬢様
次の日の朝下に降りていく柚香は零人を探していて今日は百合が帰ってくるから花束を買うのに付き合ってもらうつもりだった。
朝の訓練を終えた零人がいつものトレーニングルームから出ると柚香がいて買い物に付き合うことになって二人で出かけて花束を買った。
「零人早くトレーニングの続きをしなくては私は長くはいられないんだから今日は百合様が帰るまでに私がみっちり訓練するから失礼します」
山中に引きずられていく零人を見て来た頃と何も変わらない二人の関係だったがどうやら零人を指導するのが山中の生きがいだった。
百合は3時頃屋敷に着いたがトレーニングを終えて二人は出迎えをしていてさすが二人は執事と普段を使い分けていた。
「山中今着いたけど零君久しぶり柚香はあなたに懐いているんだからちゃんとあなたが守ってあげないといけないのはわかっているわね?」



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