優秀な専属執事と優しいお嬢様
百合とはしばらく会っていなかったのだがまだ気にしているのはたしかなはずだが零人がいなかったら他の相手がいたかもしれない。
そういう余計な者を追い払うのに最適な相手を探すように命じられていたものの彼がそばにいるようになって以来あまりそういう話はない。
「零君は柚香を守ってくれているから私は海外で安心して仕事ができるからあなたが来て以来あまり浮いた話はきかなくなったのよね。
一応お礼もかねてお土産だからあなたはスーツしか着ていないし私服のレパートリーがなさそうだから似合いそうなの探しておいたわ」
「ありがとうございます奥様」
柚香にはアクセサリーと石鹸や髪飾りだったがそのあと柚香についている零人は夕飯の前に髪のセットをして靴を用意していた。
たしかに邸内では使用人は自室以外では私服は禁止だからいつもえんび服にスーツを着ているから零人が私服を着ている姿は見たことない。



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