優秀な専属執事と優しいお嬢様
室内に入ると読んでいた本を閉じて顔をあげながら零人は柚香を見上げて立ち上がりながらコーヒーをいれていて振り向いていた。
「わざわざお呼びして申し訳ありませんが柚香様に話したいことは他の方に知られてはいけませんのでここは人通りが少ないんです」
話していたのだけど真剣な顔をしていたが専属執事は少し遠めの部屋に位置するので今は亮二は海外出張中で留守なのだった
「本当は誰よりもあなたを大切に思っていなかったら私が柚香様を好きだなんて私がいえるわけないことを知っているでしょう?
私が好きなのは柚香様で気持ちがなければあなたを思うことだって本当なら許されないんですよ」
『零人さんそれって零人さんが私を好きだから一緒にいて今のって告白だよね』
「私は今のを告白以外のものとしてとらえたならもう一度ちゃんといいますから私は柚香様が大好きです」
珍しく照れていていつもの零人とは違う顔だったので今まで向かうところ敵なしな零人も人に本当に好きだというのは苦手だった


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