優秀な専属執事と優しいお嬢様

初めてのデート

公にはできない関係なぶん二人は部屋でいつも寄り添っていたが、零人がネクタイをもう買い替えるように執事長の葉山(ハヤマ)にいわれた。
「柚香様せっかくですし二人で出かけてネクタイを選んでくれると私はとても嬉しいですし毎日使いたいと思います。
これは私が山中さんが百合様についていって私が専属になって初めてあなたが一から作ってくださったから何よりも大切な宝物なんです」
ネクタイはたくさんあるのにいつも使っているネクタイは柚香の初めてのプレゼントで大切に何年も使いつづけていて何よりも大事にしている。
二人は服を買いに行くという名目でデートに出かけたが父は海外に行くと半年は帰れないのでばれることはまずないはずだった。
執務と称しているのでスーツだがまあ零人は着こなしも洒落ているのでださいということはないからまずいいとしようと思う柚香だった。


< 55 / 205 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop