優秀な専属執事と優しいお嬢様
どうやら今朝タオルと飲み物を入れ忘れていてどうしようかと考えていたがそんな心配は必要なかったようで零人が届けに来ていた。
『わざわざ届けてくれてありがとう零人さん』
「リボンが曲がっていますからよしこれで完璧ですからそれでは私は授業があるので失礼しますがでは放課後にお迎えに参りますね。
それでは柚香様凛々様鈴音様私はもう執事学校に戻りますけど何かありましたらすぐに知らせてくださいますようお願いしますね」
彼は一礼して去って行き彼は忘れ物でもノートでも何でも用意してくれるので出会った頃は髪も長くてお世辞にもかっこいいとはいえなかった。
執事として来た頃は髪も肩までかかっていてはっきりいって高校生って感じだったがある日美容院で髪をばっさりと切り顔立ちがスッキリした。
みんながきゃあきゃあ騒いでいるが彼は柚香の専属執事兼執事見習いで眉目秀麗で文武両道であるが口の悪さはたまにきずであった。
彼は何かあるとすぐ来るし忘れ物やノートやペンケースを忘れてもすぐに届けに来ているので部屋をチェックしているようだった。



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