優秀な専属執事と優しいお嬢様

見つけた零人はかなり辛そう

それからしばらくしてから町を歩いていると見慣れた姿の人物を見かけてよく見ると零人でこの前の女性と話しているようだった。
『零人さん何で急に姿を消して連絡もなくて執事としてでも認めてもらうっていっていたのあれは本気じゃなかったなんていわないでよ』
「柚香様私はどうしても辞めなければいけなかった理由があってもし私が辞めなければ星川家に迷惑がかかると思ったんです。
皮肉なことですがいつか必ずすべてを柚香様に話しますからそれまで待っていてなんて勝手なお願いだとわかっていますがお願いします」
彼はそういって別方向に走っていき理由もなく辞めるわけがない彼を見てさっきの女性はもうすでにいなくて嫌な予感がしていた。


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