優秀な専属執事と優しいお嬢様
それからしばらくすると零人がいきなり携帯に連絡をいれていたので会いに行くとそこには私服にメガネをかけている零人がカフェにいた。
「先日はあの時彼女と会っていたのはある事情がありまして私はその劇団に潜入しておりまして弱みを握られている以上下手には動けません。
あなたと私がキスしていた姿や抱き合っていた姿をどうやら盗撮されていたらしくもしこのことが世間に出回れば警察沙汰は目に見えています。
私は何よりも世界で１番あなたを思う自信があるのでだからこそ私にはこの先何があっても私だけのお嬢様を守る義務があります。
ですから職務を放り出してしまい結局執事失格なマネをしていたことに気がついてですから私にはもう一度チャンスをくださいませんか？」
『チャンスって私と別れたいってわけじゃないなら私はいつまでだって私だけの執事である零人さんあなたを待つと決めているわ』
零人は泣きそうな顔で柚香に頭を下げている彼の顔をあげていて零人に抱き着いてそっと髪を撫でながら抱きしめる零人の姿があった。


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