優秀な専属執事と優しいお嬢様
本当に穏やかな表情で彼は本当に不安感を背負っていて悩みは解決しているがまだまだ前途多難であるがもう零人はいなくならない。
「本当は料理の勉強をしたくて2ヶ月間料理教室に通っていて昨日もというかそのことで頭がいっぱいで階段から落ちたんです。
柚香様にお出ししているケーキは実は全部私のお手製で私は昔パティシエを目指していてその勉強も兼ねていて旦那様には内緒にしました」
『そんなの執事やりながらでも通えるから中途半端な気持ちでやりたくない気持ちはわからなくもないけどもう通わないんでしょ?』
「やるならしっかりやらないといけませんから2ヶ月通っていましたからほぼ毎日料理ではなくお菓子でしたが今度いいのを出しますね」
つまり逃げていたわけではなくおいしいお菓子を作りたくて帰ってこなかっただけとはあいかわらずやることが唐突である。
それから一週間入院を終えてしばらく星川家で療養をすることになり荷物をすべて入院中に運び込み退院後星川家に戻っていた。


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