1407号室においで
漸く口を開いたと思った外国人は、割と流暢な日本語を話したが、内容がぶっ飛びすぎていた。
ケッコン??血痕??結婚‥‥‥‥??
あははははははは(棒
おかしいだろ。
そもそも、何故この外国人は俺の名前を知っているんだとか、なにいきなり結婚てとか、もう何も考えられなくなった。
俺の腹の上ではまだ外国人が綺麗な目をこちらに向けている。
‥‥‥‥‥どうしよう。
完璧にフリーズしかけた頭で、どうしようどうしようだけが頭を巡る。
その時、天の助けがきた。
バタバタと景兄と凪兄、何故か真崎までいる。
なんだかうるさいが、今ならお前らを天使‥‥‥いや、神と崇めてもいい。
頼む、このトンデモ外国人を、どうにかしてくれ。