1407号室においで





「ん??でも確か、このマンション、まだ空きは無かったと思ったんだけど??」



「ああ、大丈夫ですよ。今日引っ越しを済ませたんです」





‥‥‥‥‥逃げ場は、無いわけか。



てか何階だ??同階とかじゃないよな、さすがに。



母さんとレイちゃんの会話に、俺は聞き入った。この会話が、俺のこれからの全てを決める気がする。





「そうなの??じゃあ何階??」



「一階です。101号室」





‥‥‥‥‥‥‥‥あれ???





「それって、管理人用のお部屋なんじゃ‥‥‥??」



「はい。父に言って、管理人職に就くことになりました」





‥‥‥‥‥‥‥‥‥いやいやいやいやいやいやいやいや!!!!??




「おまっ‥‥‥!!!!俺と同い年だろ!!!??」



「さ、サクヤと一緒にいたいが為に、父に無理を言ってしまいまシタ‥‥///」



「さっすが!!!子煩悩パパの鏡である、レイモンド社長らしいわ!!!」





‥‥‥‥‥‥‥‥もう、なにがなんなんだ??



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