1407号室においで

【おやすみなさいのその前に。】




今日はなんとも疲れた1日だった。



あんな外人と、これから管理人づきあいしてくのかと思うと、泣けるものも泣けない。





「あれ、朔夜もういいのか??」


「うん、ごめん春日兄」





ちょっとしょげている春日兄と、いつもなら三膳くらいは食べる飯を、お代わりしなかったことに驚いている景兄と凪兄を横目に、先に食卓を後にした。



正直、今はあまり食べる気がしない。



気絶した俺が起きたのが8時頃だったらしい。その後は目まぐるしくいろいろと新事実やら宣言やらがあってワイワイしていた為に、一時間くらいたっていた。



結局、あの変な外人を帰して、夕飯にありつけたのは9時半だった。完璧に空腹のピークを越していた。



風呂はさっき入ったから、あとは寝るだけだ。おもいっきり布団に飛び込む。



疲れてたし、すぐ寝れるだろうと思っていたら、ドアがノックされた。





「朔夜、ちょっといい??」





――――母さんだった。



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