好きだから。
屋上に上がると和馬と奴はすでにいた。





「和馬ぁ♪」





百合が和馬の隣に座る。






私は彼らから少し離れて座った。







すると奴は私の隣に座ってきた。






「ちょっと。何で隣に来るのよ。」


「あいつらと食べられるか?」






百合たちを見ると抱き合っている。





はぁ…。





何でこうなるの。






私は目を逸らし無言でお弁当を開けた。





「なぁ。」


「何よ。」





妙にドキドキするのはなぜ?


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