好きだから。
ご飯を食べ、薬を飲んだ後、私は深呼吸をした。







「ねぇ。」


「ん?」







青海仁は私の方を向いた。







「‥好き。」


「…フッ。」


「何で笑うわけ?」


「いや。」






肩を揺らして笑う青海仁。







ムカつく。







こっちはドキドキしすぎておかしくなりそうなのに。







「俺も好きだ。」


「///」





何回も言わなくていい。




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