好きだから。
思い出すとイライラしてきた。






私はガタンと立ち上がった。





「保健室行ってくる。」


「フフッ。行ってらぁ。」







私は一度百合を睨んだ後保健室に向かった。










保健室に入ると先生がいた。





「一ノ瀬さん、どうしたの?」


「病気。」


「大丈夫!?」






先生は私の顔を覗き込んできた。






「寝たら治るから。」





私はベッドへ向かった。






すると一つのベッドのカーテンが開いた。





< 86 / 219 >

この作品をシェア

pagetop