嘘つき…
―――――――
「ここが俺の家」

ここが……とっても素敵な家だな。
なんだか安心出来るや。
「お邪魔します。」

「裕也帰ったの?」

家の奥から裕也君のお母さんらしき人が出て来た。

「ただいま」

「お帰り。あらこの子は?」

「俺の彼女の上野美希」

「は、はじめまして上野美希です。これ良かったらどうぞ!」

「はじめまして裕也の母です。まぁケーキ?ありがとうね」

「い、いえ」

「美希、俺の部屋行こうぜ」

「あっうん」

緊張した~~
こんなんで良かったのかな?

おかしくなかったかな?あの子とは別れなさいとか言われたらどうしよう…
< 80 / 83 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop