コイノユクエ
「シャツぐらい入れなさいよ。みっともない!」

「へいへい。朝からウルサイ小姑だねぇ」
一樹のこの人を小ばかにした物言いが一々ムカつく!
でもこの年代によくある反抗期とやらが一樹には無縁らしく、それだけは助かっている。

よく言えばマイペース。
悪く言えば無関心。

そして3人揃っての朝食。
「ヤッベー!遅れる!」
朝食もそこそこに一樹が慌てて家を出る。
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