カンボジアのコト

到着

タイ到着です。
飛行機の中は？って？
何もないデスヨ。
映画見てました。
本読んでました。
以上。
にしても…どこだここ？
割とピンチだぞ？
知らぬぞ、こんな空港。
お姉さんが、カンボジアに乗り継ぎの人は移動場所をタイ語と英語で説明して去っていった。
とりあえず、カンボジアに行けるぞと思い直し、言われた通りに、移動するが途中から分からぬ。上にあがれと言われたが…どっから上にあがるんだ？
知り合いなんて、どうせいないからと、おいらは荷物を背中に乗せて、
中腰になって歩いていた。
すると、あ！あの扉の向こうに、エスカレータがあるぞ。
おいらは必死になって扉を目指した。
と、サービスカウンターみたいな所にいた人が、あっちから通ってこいと言う。
あっちから通る？
指差す方には、ニコッと笑った姉ちゃんが座っていた。
ので、お姉ちゃんの横を通ろうとすると、
何やら見せろと言う。
荷物をドサッと地面に置いて、
パスポートね、はいはい、とパスポートを出す。
お姉ちゃんが、もう一枚紙がいるという。
何がいるのさ、チケットの紙？と、チケットの紙を差し出す。
お姉ちゃんは、違うと言い、コレと紙を見せてくれた。
ん？何だその紙？
持ってないよーと言うと、
お姉ちゃんが紙に記入しだした。
泊まるホテルなど聞いてくる。
ん？ん？？待って待って！！
私乗り継ぎ、上にあがりたいの。
お姉ちゃんが、ああ！それなら、ここにあるじゃん。と右手をさす。
彼女の右手は、私の左。
左手すぐの所に、立派なエスカレータがあった。
おふ。
私は、エスカレータの下をくぐって遠くに見えるエスカレータを目指していた。
まったく、私のおバカさん。
笑ってごまかして、その場を去った。
私、危うくタイ入国。
私、タイがこの時、どのような状態だったか、しるよしもなかった・・・なんて期待持たせてみたりしてー。この理由が分かるのは、帰国日。
はい、今から私４時間暇。