カンボジアのコト

地雷

博物館に来ています。…博物館?
インドシナ戦争時、カンボジア内戦時に使用された旧ソ連や中国製の戦車、ヘリコプターまで置いてあります。
かなり無造作に。
簡単に触れます。叩けます。乗れます。
あまりの無造作加減に、オモチャではないかと思うほどです。
でも、銃器類、手榴弾や地雷を手にした時は、その、ひんやりとしていて、なおかつ、ずっしりと体にのしかかる重さに冷や汗がでた。
そう。触れるのです。爆発とかは、さすがにしないですけど、
これだけ、いい加減に置かれていると、どれか1つくらいミスがあって、爆発しそうな気がする。
近くには、普通に民家があり、子ども達が遊んでいる。
地雷がまだ埋まっている可能性があるそうです。
…………(゜Д゜)
そんな所を私達に歩かせているのか!!
あわててサニイさんが
「ここは大丈夫デス。」
といいました。
でも、整備されたというか、押し固められた道以外は、草ぼうぼうです。
押し固められた道以外歩く気にはなれませんでした。
本当に…特に説明もなく、とりあえずの荷物置き場みたいな感じでした。
でも、ちゃっかりお金は取るのデス。

注:今は整備されたとか、されてないとか…。
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