復讐クラブ
一際、目立つ教室があった
ドアから光が漏れている

「あそこかな?」

「わ、分かんない・・・」
「行ってみよ?」

「うん・・・」

あたしは
真希の手を強く握って歩き出した


ガラガラ…

「あの、すいませ〜ん・・・」

「はい!
復讐クラブです!
どんな復讐をお望みで?」


な、何なの!?


思ってたのと違う・・・

もっと不気味なかんじかと思ってた・・・


真希の方を見ると唖然としていた

口をパカッと開けたまま目を丸くしていた

きっとあたしも今こんな顔してんだろうな・・・


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