私の中の子供達
「あ、いいです。近いから歩いて帰れますもん」
「でも…」
「だって外に出て戻って来たら、また寂しくなっちゃうでしょ?本末転倒になりますよー。ていうか子供じゃないんだから平気ですってば~」
「うーん、確かに…」
「でしょ」
そう言いながらピノ子はイスから立ち上がり、自分のと俺の食器を重ね始める。
「俺やるから置いといていいよ」
「じゃあ…とりあえずもう重ねちゃったんでこれだけ」
そう言い、ピノ子は重ねた食器をトコトコと台所に置きに行ったのだった。
「でも…」
「だって外に出て戻って来たら、また寂しくなっちゃうでしょ?本末転倒になりますよー。ていうか子供じゃないんだから平気ですってば~」
「うーん、確かに…」
「でしょ」
そう言いながらピノ子はイスから立ち上がり、自分のと俺の食器を重ね始める。
「俺やるから置いといていいよ」
「じゃあ…とりあえずもう重ねちゃったんでこれだけ」
そう言い、ピノ子は重ねた食器をトコトコと台所に置きに行ったのだった。