♂ vs ♀ ~続・男女寮戦争~《完》
本気で悲鳴をあげそうになった。

そんな場所、男子に触られたことは一度もない。

首を横に振って、瀬戸内から逃れようとする。



「や…」

『やめて』って言おうとした唇が、またふさがれる。

瀬戸内が、こんなことするなんて思ってなかった。

上手く抵抗できないあたしの体を、瀬戸内の手が自由に動き回る。

彼の手が、一番触れられたくない場所に辿りついた。
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