♂ vs ♀ ~続・男女寮戦争~《完》
この家は、初めて来た時とほとんど変わってない。
瀬戸内の部屋は、相変わらず無機質な感じがした。
なんとなく入りづらくて、部屋の前で立ち止まる。
先に入って、チェストからタオルを取り出す瀬戸内。
あたしは、まだびしょ濡れのままだ。
自分の制服を見ると、白いシャツが透けて、体のラインがはっきり見えている。
あたしは体を小さくして、両手で肩を抱えた。
タオルを握った瀬戸内が、あたしの前で立ち止まる。
濡れた髪をかきあげると、あたしの頬に手を伸ばす。
彼の手に包まれたタオルが、あたしの頬に触れた。
瀬戸内の部屋は、相変わらず無機質な感じがした。
なんとなく入りづらくて、部屋の前で立ち止まる。
先に入って、チェストからタオルを取り出す瀬戸内。
あたしは、まだびしょ濡れのままだ。
自分の制服を見ると、白いシャツが透けて、体のラインがはっきり見えている。
あたしは体を小さくして、両手で肩を抱えた。
タオルを握った瀬戸内が、あたしの前で立ち止まる。
濡れた髪をかきあげると、あたしの頬に手を伸ばす。
彼の手に包まれたタオルが、あたしの頬に触れた。