♂ vs ♀ ~続・男女寮戦争~《完》
ぼんやり景色を眺めているあたしの肩に、瀬戸内の手が回される。
「瀬戸内…」
さっきのことを思い出して不安になる。
思わずビクッとしてしまった。
「もう何もしねぇよ…」
小さくなってるあたしに、瀬戸内は目を細める。
その優しい声に、彼なら信じられる気がした。
遠慮がちに、瀬戸内の肩に寄りかかる。
瀬戸内は、そんなあたしをそっと抱き寄せた。
あったかい腕の中で、あたしは決めた。
あたしの初めては、彼にあげようと思う。
あたしは瀬戸内の胸に寄りかかって、ぬいぐるみをギュッと抱きしめた。
「瀬戸内…」
さっきのことを思い出して不安になる。
思わずビクッとしてしまった。
「もう何もしねぇよ…」
小さくなってるあたしに、瀬戸内は目を細める。
その優しい声に、彼なら信じられる気がした。
遠慮がちに、瀬戸内の肩に寄りかかる。
瀬戸内は、そんなあたしをそっと抱き寄せた。
あったかい腕の中で、あたしは決めた。
あたしの初めては、彼にあげようと思う。
あたしは瀬戸内の胸に寄りかかって、ぬいぐるみをギュッと抱きしめた。