NUDE〜彼女の心〜
その謎の男は一体何者なんだろうか。
そしてあいつと2人だけで交わされた会話とは一体…−−−!?
なぜか俺は推理小説を読んでるような気持ちで、ゴクリと生唾を飲んで続きの話しを待った。
「それから1〜2時間ぐらいかな?今度は俺がその男に呼ばれて談話室に場所を移して2人で話しをしたんです。
そこで聞かされたのは……Naoちゃんは孤児だ…って」
「………え?」
「まだ物心もつかないぐらい小さい時に両親は亡くなって、Naoちゃんは孤児院に預けられたんだって。
だから身寄りがないからNaoちゃんを看る人がいないって。
それからNaoちゃんのプロフィールが隠されてるのはNaoちゃんの過去を暴こうとか、ネタにしようとする奴らから守るためなんだって…。
もちろんこのことは他言無用でって念を押されました」