NUDE〜彼女の心〜
だから時には社長と派手にケンカもするし、衝突もするし言い合いにだってなる。
でも、そうやって本音でぶつかれる相手だからこそ気兼ねせずに好き勝手できるしさせてもらえてる。
そうやって俺は今日まできたってのに。
それを…22の小娘を特別視するなだと!?
した覚えもないわっ!!
世界が注目していようが、トップだろうがスーパーだろうが俺にとっちゃただの人間に変わりねぇんだよっ!
遠藤の一言にかなり腹が立った。
多分、それは隠れることなく面にでてたんだろう。
グッ…と寄った俺の眉間を見た遠藤は『まずいっ!』と感じたようで、慌ててフォローをいれだした。
「や、そういう変な意味じゃないっすよ!?」
おもしろいぐらい慌てふためく遠藤をジロリと睨むと。