君と星空の中で。

――――――――
――――――
――――




「…ついに来た…」



今朝、起きて最初に言った言葉は、これだった。




待ちわびていた、金曜日。



また。
また、あの音が聴ける。




あたしの心を動かした、あの音が。







「今夜は、この曲を弾いてもらいたいな…」




土曜日に手に入れた、蓮川祐希の楽譜を握りしめる。




あの人は、コレをどんなふうに弾く?
どんな指使いで?
どんな表情で?





< 54 / 54 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:1

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop