○○と××と恋のお話詰め合わせ。
私だってこうやって友達になって話すことがなければちょーこわい鬼みたいな人だと思ってた
そんな人と一緒に学校来てるって思われたら私が困るんだと思ったのだろう
(優しい人だなぁ…)
と同時にみんなが知らない桃矢くんの素の姿を私だけが知っているんだと思うと少し得をした気がした
「私だけの、…特権か」
あんなにくるくる表情をかえて、全身で私のことが好きってのをアピールしてくる桃矢くん
それを嫌じゃないと思ってる私、…
「私ギャップによわいんだよなぁ」
惚れちゃったらどうしてくれんの
そう呟く
「誰に惚れんの?」
「ひょあっ!!」
すると急に後ろから聞こえた声
振り向けば
「真咲!」
そこには真咲が立っていた
「よ」