○○と××と恋のお話詰め合わせ。




そんなこともあってか、私の国語の成績は下の下の下



今思えばわざとあんな成績をとってた気がする。



(もともと私そんなに頭悪くないし、)



それで当然のごとく補習になって私はセンセイに呼び出された





(めんどくさ、…)



呼び出されたのは3階の隅にある空き教室



筆箱と教科書、それにルーズリーフだけでいいから持ってこいと言われてたけどめんどくさくて手ぶらできた



ガラッ、とセンセイがいるのはわかっているのにノックもせずに無遠慮にドアをあける




「―――わ、…っ!」



すると吹き込む強風


見れば窓が全開になっている


そしてその窓の近くの机に突っ伏して気持ちよさげに眠る黒い影一つ。





(……以外、……)



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