○○と××と恋のお話詰め合わせ。
ギシ…とベットに手をかける
ベットは俺としおりの重みで軋む
「…………、」
しおりは俺を信用している、あるいは男として見ていないからこんな隙だらけな格好をしているんだと思う
それは一番近い存在だけど、俺が求めている様な関係には絶対になれないのだということを暗に言っているようだった
もしも、
俺が衝動にまかせてしおりを襲ったら
もしも、
いきなり好きだったと言ってしおりのその柔らかそうな首筋に噛み付いたら
「………しおりはどんな顔をかなぁ」
軽蔑の目で俺を見るに違いない
「それだけはやだよ」
しおりに笑いかけてもらえなくなるのは、
しおりに名前を呼ばればくなるのは、
「だったら今のままでいい」