可愛い顔した悪魔Boy【完】



「翔流について」



そう言うと、華は顔を一瞬歪ませたあと不思議そうな顔をした。



もちろん普通の話だろうが翔流の話だろうがファミレスで話せばいい話。



ラブホに来たのにはちゃんと意味があるわけで…



「華、行くぞ」



「えっ、ちょっとー!!」



俺は華の腕を掴んで、華を無理やり歩き始めた。



この作戦は、華にもバレてはいけないから。



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