可愛い顔した悪魔Boy【完】



「は?」



翔流くんはいつもより目を大きく開けている。



「嫌だけど…けど、んっ」



話してる最中で、あたしは口を塞がれた。



もちろん、翔流くんの唇で。



「ちょ…んんっ」



話すことすら許されないように、翔流くんはあたしの唇を離してくれない。



口の中に生暖かいものが入ってきた。



「んぅ、ふっ…」



キスに慣れてないあたしは、酸素を求めるのに必死だ。



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