可愛い顔した悪魔Boy【完】



「ちょ、急すぎるよ!!」



自然とあたしはそう叫んでいた。



自分でも少し驚く。



すると翔流くんは、くるりと回ってまたあたしの方へズンズンと歩いてきた。



ベッドの前で止まる翔流くんをあたしは見上げる。



「華、俺のことすき?」



「あ…っと、」



そうやって聞かれるのも予想外だし!



「すき?」



「えっと…」



「すき?」



…………。



< 163 / 172 >

この作品をシェア

pagetop