近すぎて、遠すぎて。


「えっ!?」



ばっと振り返った。



「でっけー独り言だな。」



ぎゃーーー
なんで海斗がいんの!?



「なんでっ!?」



「ちょうど、おばちゃん帰ってきたから入れてくれた。」



おかん…
さいっあく…



「夢じゃねぇよ。」



ぼっと赤くなる顔。
口に出してたんだ…



「わっ…わかってるしっ」



「ふっ」



あーだめだ…
照れんだろうがこのやろー…

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