近すぎて、遠すぎて。
たこやきを食べた。
会話忘れたけど、
いつもと同じだなとは言われたよ。
「土手いく?」
あきらかに笑ってるよ。
隠しきれてないよ。
「いく。」
こうなったら意地でも。
普通に歩いてた。
そしたら、海斗があたしの手を握った。
……えっ
ばっと海斗を見たら、顔がそむけてあって耳が赤かった。
「…デートらしいことしようと思って…」
ぽぽぽぽぽぽ
あたしまで赤くなったよ。
「そうか…」
あたしも握り返した。
デートだ……。