近すぎて、遠すぎて。


「正直話すとさ、あたし手紙渡すの辛かったんだよ?しかもあたしが渡したから付き合ったんだよ?どんだけーだよ。」



「ごめんなさい…」



「あの時はきつかったけど今はもうどうでもいいんだよな。女は強いの。褒めて!」



「すごいな。」



ニッコーと笑って、海斗を見た。



「でしょー?」



「見んなっ」



顔をそらした。
顔赤いよ。
またあたしまで赤くなる。

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