近すぎて、遠すぎて。

「心をあきらめられなかったから、伊保ってやつ傷つけて別れて今心と楽しくやってます。」



堀内は俺が嫌いなんだな。笑



「ふーん。伊保ってやつ傷つけたんだ、海斗ー？」



「悪かったって思ってるよっ！」



「ふーん？」



颯太が疑わしく見てくる。



「なんだよ！」



「そういえばさ、心と海斗は立川となんでそんな親しいわけ？」



れおんが今さらな発言をした。
ほんとに、そういえばだな。



「幼なじみ！家があたしの隣で、海斗と颯太にあたしの家が挟まれてる。一回引っ越してまた戻ってきた！」



「へー！幼なじみか！」