近すぎて、遠すぎて。


「心!」



「裕!」



「海斗も!おめでとう!」



「お前だけだよ。俺を呼んでくれたの。」



海斗は、すねてる。
かーわいっ!

裕は、美容師になるのが夢で大学で勉強中。
だから、彼女は今は興味ないらしいよ。



「ブーケトス、俺にくれ。」



「なんで?裕はいらないでしょー!」



「心…寂しいのは俺だけなんだよ。くれよ。」



「彼女いらないんでしょ?」



「いることになった!」



「なにそれー」


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