近すぎて、遠すぎて。

「なによっ！？」



ばっと振り向き、海斗を睨む。



「あれは誤解だって！」



「言い訳なんかいらない！はっきり言いなよ。あたしが嫌いだって。」



「だから、違うって！！」



嘘つかなくていいよ。



「あれは…俺は心と付き合うって思ってたみたいで、伊保と付き合ってるからなんでってひつこかったから、あぁやっていった。そう言えばいいのかよって。」



海斗は桜田さんに前告白されてたみたい。



「ひつこさに腹立ったから、そこだけ声張り上げた。誤解招いて悪かった。」



「…あたしこそ誤解してごめん。」



信じていいんだよね…？