近すぎて、遠すぎて。


「俺帰るな!俺改造計画立てるから!お前らにも渡すからな!楽しみにしてろよっ!」



いや…あたしたちも…?
って言う前に帰ってしまった。



「海斗…どうします?」



「あぁ…」



「んー…」



二人で考える。

…よくよく考えれば、あたしさっき海斗と言い合い的なものしたんだよな。



「…海斗。あたしらさ桜田さん置いてきてるような気が…」



「…あぁ…!夏目でなにもかも吹っ飛んだから忘れてた。」



「ほんと海斗どうすんの?」



うーん。とまた二人頭抱える。



「なぁ。心。」



この声、
夢だっ!



「夢っ!?」



「なによ…うっさいな…職員室行くって言ってたから待ってたのに…」



職員室行ってない………



「ちょっくら職員室行ってくんね!」


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