近すぎて、遠すぎて。
「よう!」
次の日。さっそく漱石に会う。
今日は、あたしと夢、海斗と裕と一緒に来た。
当然理由はあれしかない。裕にも説明した。
「おはよ…」
「堀内もいるし!相沢もいるし!その横の…」
あ…裕のこと知らないのか。
「柳沢裕です。三組です。よろしくな!」
三組…!…!…!…!…!
言わないほうがいいよ…。
「三組!?あ、俺夏目れおん。よろしく!れおんって呼んで!相沢も!」
「あぁ!俺も裕でいいからな。」
裕に付け足して、海斗もあぁ、と言った。
「やった。イケメンとお友達☆」
…漱石はずれてる。
「海斗でいいよ。」
「まじっ?やった。イケメンとまたお友達☆」