愛相がさ
そして、近くの公園へ…。

「お前、もう彼氏とかいるのか?」

いきなりの質問にびっくりして口の中に入っていたスポーツドリンクが喉につまりそうになる。

「いっ…いないよー!」

「あ、そうなの?まあ、お前は幼稚園の頃から女らしさがまったくねぇもんな(笑)」

「はぁー!ひどーい!じゃあ、そういう藤岡君は?」
「えっ!?おっ、俺!?」

「うん。何あせってんの?(笑)」

「なっ!あせってねーし!俺はまだフリーだぜ。」

「へぇ、以外…」

「何で?いると思った?」

「うん。ちょっとかっこよくなってるし(笑)」

「そう?(笑)まあね〜。」

「何それ(笑)学校とかではモテてんの?」

「ん〜…。まあ、10回は告られてるな。」

!?だいぶモテてるし!
…まあ、そりゃそうか…。
こんなにカッコイイんだし。

「へぇ〜。だいぶモテてるね。」

「そう?サンキュ。」

『……………………。』

うわぁ…。何かきまず…。
『〜〜〜♪〜〜〜♪』

私の?じゃないね。

「ん?あ、俺だ。ちょっとごめん。」

去っていく藤岡君…。
ヤバい…。
……………。

「……カッコイイ…。」

『タッタッタッタッ』

「ごめん、友梨。親父が帰って来いって。俺帰るな。じゃな!」

「えっ!?うん、またね!!」
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