あたしはモデル。②(修正版)
「いいよ、大丈夫だから。
もう泣かないで。ね?」
しばらく話をして電話を切った。
最後まで美奈ちゃんは謝り続けていた。
目の前に座っている拓夢と向き直る
「…私ね、拓夢のこと信じてる。
ニュースを見た時は動揺したけど、それでも拓夢を信じてた。」
一度溢れた涙はボロボロと頬を伝い止まらなかった。
「でも本当はすごくつらかった!
もし本当に裏切られてたらどうしようって…
心をえぐられたみたいだった!
お願い…もう、こんなこと二度としないで……!」