あたしはモデル。②(修正版)
「……は?
今、なんて…?」
私は、嘘をつく
「…やっぱり、私には無理だよ。
芸能人同士で付き合うなんて。
だから、しばらく考えさせてほしい。」
私が中村さんのものになることで、あなたのためになるのなら
「会いたいときに会えない。
こんな恋、つらいだけ。
私は、普通の恋がしたい。」
私は、喜んで犠牲になれる
「…なんで?
俺のこと、好きじゃなくなった?」
拓夢の声は、今まで聞いたこともないくらい弱々しくて、震えていた。