あたしはモデル。②(修正版)
たまに、スタジオに遊びに来る桜を見ることしかできない。
話してみたい
笑いかけてほしい
-----もうこの時から、狂い始めていたもかもしれない
ある日、本屋に行ったが目当てのものがなくて、少し離れた本屋に向かっていた。
本屋に入り、目当てのものを買って出ようとした時だった。
「……嘘だろ…」
本屋の向かいにある塾から出てきた桜と、----知らない男
桜はその男に笑顔を向けていて、胸が苦しくなった。
そして同時に憎悪の気持ちもこみ上げる。
……そんな男より、自分の方が桜を想ってるのに…!