あたしはモデル。②(修正版)
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『きゃー!拓夢だぁ!今日仕事ないの~?』
『サインしてもらっていい!?』
久々に学校に行くと、群がってくる女達。
『ごめん、急いでるから…』
そう一言いうと、声も素敵、とかいう女の声がどこかから聞こえた。
正直、やめてほしかった。
学校での俺は、芸能人ではなくてただの生徒だというのに。
…いちいちこんなの気にしていられない。
女子達を撒くように教室に入り、後ろの方に集合しているダチ達のところへ向かう。