あたしはモデル。②(修正版)
 



------------




『きゃー!拓夢だぁ!今日仕事ないの~?』



『サインしてもらっていい!?』





久々に学校に行くと、群がってくる女達。



『ごめん、急いでるから…』
 


そう一言いうと、声も素敵、とかいう女の声がどこかから聞こえた。



正直、やめてほしかった。


学校での俺は、芸能人ではなくてただの生徒だというのに。




…いちいちこんなの気にしていられない。




女子達を撒くように教室に入り、後ろの方に集合しているダチ達のところへ向かう。





< 51 / 136 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop