あたしはモデル。②(修正版)
朝。
迎えに来てくれた涼子さんの車に乗り込んだ途端、涼子さんは驚愕したような顔になった
。
「ちょっとやだ!何そのクマ!」
「ちゃんと寝たんですけど、なぜかクマができてて…」
そう。
朝起きて鏡を見るとなぜか目の下にクマが出来ていた。
しっかり寝たのに…なぜ…?
「せっかくの可愛い顔が台無しじゃない!
コンシーラーで隠れるかしら…」
そうぶつぶつと言いながらも、いつも通りに接してくれる涼子さんに、嬉しくなった。
「涼子さん、これからもよろしくお願いします。」
「…!
あたりまえでしょ!さ、出発するわよ」