あたしはモデル。②(修正版)



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どれくらいその場にいただろうか。




ゆっくりと立ち上がって、歩き出した。




家に向かって、ふらふらする体を無理やり引きずった。





自分が、情けなかった。









家に着くと、家の前に誰かがしゃがみこんでいた。
下を向いているので顔は分からない。




「……っ!」


まさか……犯人…!?






何の考えもなしに、私は走って勢いよくその人物の腕を掴んだ。





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