あたしはモデル。②(修正版)



「気が付いたら、追いかけてた。


…でも、見つけられなかった」



「…っ、何やってんだよ!!?


そんなことしてもし犯人に何かされたら…!

そういう時はまず警察に行けよ!」



拓夢は私の肩を掴んで、大きな声を上げる。




「…っ警察はいまだに犯人を捕まえてくれてないじゃない!!


なのに頼れって?
それで私は黙って家に居ろって言うの!?


犯人が近くにいるかもしれないのに見過ごせって言うの!!?

私の気持ちなんてわからないくせに正論みたいなことばっかり言わないでよ!!」




泣きながら拓夢を睨みつけると


拓夢はすごく傷ついたような顔をしてて




そこで、はっと我に返った



-----やってしまった






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