残り3日の告白

「上嶋、お前は煩いから行かなくてもいいが」

「行きますよー」

「そうか?」

「校長先生のご意向なんすから」


上嶋くんはクラスの中心だ。

面白い事も言うし、あたしみたいな端っこの人間からしたら憧れる。

悪意のない言動でへこんでしまう事もあるけど。


「という訳で、4、5人で班作って欲しいんだが学級委員」

「そんなの適当でよくないですか?」


学級委員らしからぬ発言。
< 24 / 123 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop