残り3日の告白

「あー最悪、うちら離れちゃったね」

「最後なのにさ」

「しかも颯も別だし」

「つまんない」

「颯は7班でしょ?」

「こんな時くらい一緒になりたかったよ」

「しかも地味すぎて病む」


そんな女の子の声が聞こえた。

あたしは手前の小さく折られた紙を取った。

出来れば7という数字が見たい。

そう思って開けた。
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